流水救助は、水面における流れの影響を強く受ける救助活動で、活動に従事する隊員には、知識、技術の両面における十分な専門教育と訓練、それと専用の道具が不可欠です。高階救命器具では流水救助活動に適した装備をラインナップしております。
二次災害の危険性が高い特殊な環境下で救助活動を実施することが多く、現場の危険性に応じて活動区域を明確にする必要があることから、以下のとおり3つのゾーンに区分します。
コールドゾーンにおける支援活動、ウォームゾーンにおける陸上からの救助、ボートによる救助など、入水を伴わない静水救助活動時の装備である。
救命胴衣・活動服・手袋・編上靴・保安帽・ホイッスル
合羽
救命胴衣、胴付長靴を着装し、入水による静水救助活動を実施するための装備である。
救命胴衣・胴付長靴 ・保安帽 ・手袋 ・検索棒 ・ホイッスル
水難救助用ヘルメット ・グローブ(水難救助用)・ブーツ(流水救助用)・ナイフ
タイプⅢとは、流水救助用救命胴衣を着装し、ウォームゾーンにおける流水救助活動を実施するための装備である。
救命胴衣・活動服・保安帽・手袋・編上靴・ホイッスル
水難救助用ヘルメット ・グローブ(水難救助用)・ブーツ(流水救助用)・ナイフ
ウェットスーツ、流水救助用救命胴衣を装備し、泳いで救出する場合やホットゾーンにおける流水救助活動を実施するための装備である。
救命胴衣・ウェットスーツ・水難救助用ヘルメット・グローブ(水難救助用)・ブーツ(流水救助用)・ナイフ・ホイッスル
ドライスーツ・マスク・スノーケル・フィン
潜水器具一式を装備し、水面下の潜水活動を実施するための装備である。
潜水器具一式・ドライスーツ・水難救助用ヘルメット
フルフェイスマスク・アンクルウェイト
・津波災害等に伴う水難救助活動についてより一部抜粋